高校生が海外の原子力施設視察などエネルギー事情研修会の成果報告

柏木司副知事(右)に海外視察について報告する生徒
柏木司副知事(右)に海外視察について報告する生徒
青森県商工会議所連合会主催の海外エネルギー事情研修会に参加した、県内の高校2年生6人が2月28日、県庁に柏木司副知事を訪ね、原子力施設の視察や海外の高校生との交流を通じて得た経験を報告した。 同連合会は1993年からほぼ毎年、次代を担う高校.....
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 青森県商工会議所連合会主催の海外エネルギー事情研修会に参加した、県内の高校2年生6人が2月28日、県庁に柏木司副知事を訪ね、原子力施設の視察や海外の高校生との交流を通じて得た経験を報告した。[br] 同連合会は1993年からほぼ毎年、次代を担う高校生にエネルギーへの理解を深めてもらおうと、海外への派遣事業を実施している。今回で26回目。[br] 6人は1月27日から2月7日まで、フランスのラ・アーグ再処理工場や、スウェーデンの中・低レベル放射性廃棄物貯蔵施設を視察。現地の高校生との文化交流も行った。[br] 報告会では、生徒が施設見学や現地での交流で学んだことを説明。八戸聖ウルスラ学院高の牛木鈴さん(17)は「エネルギーについて詳しくなかったが、研修を通じて知識を得ることができた」と充実した研修の日々を振り返った。[br] 八戸工大二高の佐々木陽菜(はるな)さん(17)は「事前に日本とフランスのエネルギー事情の違いを調べたが、現地の高校生はそれ以上にたくさんの知識を持っていて驚いた」とのエピソードを紹介した。柏木司副知事(右)に海外視察について報告する生徒