独り暮らしの高齢者、地域で支えよう 十和田で見守り活動

高齢者(左)を訪問する東地区コミュニティ推進協議会のメンバー
高齢者(左)を訪問する東地区コミュニティ推進協議会のメンバー
十和田市立東小学区の広域コミュニティー組織「東地区コミュニティ推進協議会」(太田薫会長)は2019年度から、同協議会を構成する向陽台と前谷地の2町内会で、独り暮らしの高齢者の見守り活動を先行実施している。地域で支え合いながら、孤立化を防ぐの.....
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 十和田市立東小学区の広域コミュニティー組織「東地区コミュニティ推進協議会」(太田薫会長)は2019年度から、同協議会を構成する向陽台と前谷地の2町内会で、独り暮らしの高齢者の見守り活動を先行実施している。地域で支え合いながら、孤立化を防ぐのが狙い。同協議会は残る20町内会にも活動拡大を目指し、協力を求めていく考えだ。[br] 市は人口減少や少子高齢化で既存の町内会活動が難しくなる中、広域コミュニティーの組織化を推進している。[br] 同協議会は18年に設立。東小学区の22町内会、東小、東中、東小PTA、青少年健全育成協議会、体育振興会、自主防災会などで構成する。[br] 向陽台と前谷地の2町内会では19年5月から活動を展開。見回りの対象は、向陽台が10人、前谷地が5人で、担当者が月1回ほど高齢者宅を訪問し、安否確認している。[br] 2町内会の担当者は21日、同市の東ふれあい会館に集まった後、実際に高齢者宅を回って取り組みをそれぞれ紹介した。[br] 太田会長は「4月に開催する協議会の総会で、他の町内会にも見守り活動の実施をお願いしたい」と語った。高齢者(左)を訪問する東地区コミュニティ推進協議会のメンバー