目標達成には「イメージと準備」大切 長野五輪金メダリスト清水さん講演 

選手時代のエピソードなどを披露する清水宏保さん
選手時代のエピソードなどを披露する清水宏保さん
六戸町生涯学習講演会実行委員会(田中一男委員長)主催の「1コイン講座」が22日、町文化ホールで開かれた。長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保さんが講師を務め、自身の半生を振り返りながら、参加者に「目標を達成するためには、具体的なイ.....
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 六戸町生涯学習講演会実行委員会(田中一男委員長)主催の「1コイン講座」が22日、町文化ホールで開かれた。長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保さんが講師を務め、自身の半生を振り返りながら、参加者に「目標を達成するためには、具体的なイメージと準備が大切だ」と訴えた。 講座は、市民の生涯学習に役立ててもらおうと、著名人を講師に毎年開催。今回は約230人が参加した。[br] 清水さんは、選手時代や引退後のエピソードを笑いを交えながら紹介。身長が低いことやぜんそくの持病があることから、ハンディを持ったアスリートと自身を称し、「だからこそ人一倍の努力とさまざまな工夫ができた。受け身ではなかったことが金メダルにつながった」と自分自身を分析した。[br] さらに、成功体験だけでなく、最初の五輪や衆院選に挑戦したことなどの失敗が大きな糧になっている、と説明。「目標の先に新しいステージを見据えることが重要。選手の時は、金メダルに加えスピードスケートをメジャーな競技にしたいという強い気持ちがあった。目標を立て、準備をして、改善することの繰り返しだ」と成功の秘けつを明かした。選手時代のエピソードなどを披露する清水宏保さん