おいらせ町が5事業の補助金廃止検討 事務事業評価の概要を報告

おいらせ町は20日の町議会議員全員協議会で、本年度実施した事務事業評価の概要を報告し、「日本一のおいらせ鮭まつり」「おいらせ町春まつり」「軽トラ市」など5事業の補助金の廃止を検討する方針を示した。事業廃止や抜本的な内容見直しも8事業あった。.....
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 おいらせ町は20日の町議会議員全員協議会で、本年度実施した事務事業評価の概要を報告し、「日本一のおいらせ鮭まつり」「おいらせ町春まつり」「軽トラ市」など5事業の補助金の廃止を検討する方針を示した。事業廃止や抜本的な内容見直しも8事業あった。[br] 町の事業見直しでは、既に来年度の補助金廃止が決まった「ほら吹き大会」が本年度限りで終了している。新たな補助金廃止の方針が打ち出されたことで、対象となったイベントも今後、廃止や規模縮小となる可能性がある。[br] 評価対象は36事業。補助金廃止のほか、国際交流員設置など6事業を事業廃止、いちょうマラソン大会と町民駅伝大会の2事業を抜本的見直しとした。[br] 補助金廃止に関し、議員からは「この結果ではイベント自体を廃止するように聞こえる。補助金がなくなったら誰がやるのか」「町民が意欲をなくしてしまう」など開催を危惧する意見が相次いだ。[br] これに対し、町側は「あくまでも補助金の廃止。イベントそのものを直接的に廃止ということではない」と理解を求めた。[br] 町は今後、各イベントを担当する団体などに今回の方針を説明する。[br] 事務事業の見直しは、効率的な行政運営を目指すとともに、財政事情を踏まえた経費節減などを目的に本年度から始まった。