日本酒4種楽しんで 八戸酒造・蔵人考案の新商品続々

「MixseedSeries」を考案した(左から)中曽根恭介さん、木村賢太さん、足立洋二さん、石橋伸也さん=14日、八戸市
「MixseedSeries」を考案した(左から)中曽根恭介さん、木村賢太さん、足立洋二さん、石橋伸也さん=14日、八戸市
八戸酒造は、蔵人4人が考案した日本酒「MixseedSeries(ミクシードシリーズ)」を製造する。第1弾として、製造部の木村賢太さん(26)が考案した商品を21日から八戸市内などで販売。3~5月にも3カ月連続で新商品を投入する予定で、全国.....
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 八戸酒造は、蔵人4人が考案した日本酒「MixseedSeries(ミクシードシリーズ)」を製造する。第1弾として、製造部の木村賢太さん(26)が考案した商品を21日から八戸市内などで販売。3~5月にも3カ月連続で新商品を投入する予定で、全国の酒蔵でも珍しい取り組み。それぞれ特徴の異なる酒造りを行い、幅広い消費者層に日本酒をアピールする。[br] 同社製造部の社員らが、酒造技能検定士1級と2級を取得したことを記念した取り組み。ミクシードは「Mix(混ぜる)」と「Seed(種)」を組み合わせた造語で、これからの酒造りを担うという職人4人の思いが込められている。[br] 今回、日本酒を考案したのは、木村さんのほか、蔵頭の石橋伸也さん(39)、製造部社員の足立洋二さん(29)、中曽根恭介さん(25)。[br] 木村さんは、米農家の実家で収穫した飯米「まっしぐら」を使ったかん酒向きの酒を製造。3月発売の中曽根さんは、日本酒になじみのない女性や外国人をターゲットにした微発泡にごり酒を仕込む。[br] 「山廃仕込み」と呼ばれる難しい製法で透明感のある酒を目指す足立さんの商品は4月に発売。5月販売予定の石橋さんは、精米歩合88%と、米のうま味を味わえる日本酒を製造する予定だ。[br] それぞれの商品は、八戸市内の同社特約の酒販店や八食センターなどで取り扱う。石橋さんは取材に「コンセプトや思いを乗せて一本一本丁寧に仕込んでいる。異なる酒質を楽しんでほしい」とPRした。[br] 商品に関する問い合わせは、八戸酒造=電話0178(33)1171=へ。「MixseedSeries」を考案した(左から)中曽根恭介さん、木村賢太さん、足立洋二さん、石橋伸也さん=14日、八戸市