第21回青森県・げんねんジュニアロボットコンテストが8日、六ケ所村総合体育館で開かれ、県内11市町村の少年少女発明クラブなどに所属する小中学生約260人が、思い思いの発想で作り上げたロボットで熱戦を繰り広げた。[br] 日本原燃の主催。未来を担う子どもたちに、科学やものづくりへの興味を持ってもらおうと毎年実施している。今回は、紙コップを使用した「ロボコップ相撲」と、各クラブの選抜メンバーによる混成チームで争う「フラップ8」、各クラブ対抗の「ハーベスター2」の3種目が行われた。[br] ロボットで計8枚の板を倒し合って得点を競うフラップ8では、各チームが自慢のロボットで戦いを演じた。優勝チームメンバーの三沢市立岡三沢小5年の小野将嗣君は「仲間の足を引っ張らないように頑張った。優勝できてうれしかった」と笑顔を見せた。[br] 結果は次の通り。(敬称略、かっこ内はクラブ名)[br] ◇ロボコップ相撲▽個人戦順位=(1)石岡穂乃和(平川市)(2)清藤吏珠(同)(3)三浦(同)▽同入賞=小関、橘(十和田市)山田(三沢市)清藤吏吾(平川市)白石(おいらせ町)[br] ▽団体戦=(1)弘前市(福岡、大川、丹野、鷺坂、八嶋)(2)平川市(3)三沢市[br] ◇フラップ8(混成チーム)▽順位=(1)小野将嗣(三沢市)、相澤優成(黒石市)、岡本大河(平川市)(2)川口(おいらせ町)、西谷(平川市)、湊谷(青森市)(3)智田(三沢市)、平川(黒石市)、木村(弘前市)[br] ◇ハーベスター2(チーム対抗)▽順位=(1)十和田市B(石橋、スターク)(2)十和田市A(3)青森市B[br] ◇特別賞▽混成チーム部門デザイン賞=米田導毅(十和田市)寺田浩一(五所川原市)中出大翔(おいらせ町)[br] ▽チーム対抗部門パフォーマンス賞=對馬日陽(五所川原市)▽同敢闘賞=鳥谷部柚希(六ケ所村)▽同技術賞=白石光(青森市)▽同アイデア賞=石岡暖都(平川市)▽同ロボコン大賞=市村仁貴(おいらせ町)