新型肺炎、クルーズ船の対応確認/青森港保安委員会

青森港保安委員会であいさつする三浦操委員長(中央)=12日、青森市
青森港保安委員会であいさつする三浦操委員長(中央)=12日、青森市
新型コロナウイルスによる感染症拡大を受け、青森港保安委員会(委員長・三浦操青森港管理所所長)は12日、青森市で会議を開き、寄港したクルーズ船から感染者が出た場合の対応などを確認した。 会議は冒頭以外は非公開で、15団体から21人が出席。三浦.....
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 新型コロナウイルスによる感染症拡大を受け、青森港保安委員会(委員長・三浦操青森港管理所所長)は12日、青森市で会議を開き、寄港したクルーズ船から感染者が出た場合の対応などを確認した。[br] 会議は冒頭以外は非公開で、15団体から21人が出席。三浦委員長が「水際対策の一層の徹底を図り、県民の不要な混乱や不安を解消することが重要だ」とあいさつした。[br] 出席者は関係機関で情報共有を図ることを確認。国土交通省青森港湾事務所は、新型コロナウイルスの感染予防に関する他県での取り組みを紹介した。[br] 青森港には今年、25隻のクルーズ船が寄港予定。4月23日には集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス」の入港が予定されている。[br] ただ、感染拡大により各国でクルーズ船の入港中止が相次いでおり、三浦委員長は取材に「今後の拡大状況によっては中止もないとは言えない」と話した。[br] クルーズ船に関し、県観光連盟の鈴木耕司事務局長は「できること、備えを徹底して不安を抑えることが大切だ」と冷静に対応する必要性を強調した。青森港保安委員会であいさつする三浦操委員長(中央)=12日、青森市