新型肺炎 岩手県が関係機関連絡会議

関係機関が新型コロナウイルス感染症について現状や課題を共有した連絡会議=10日、盛岡市
関係機関が新型コロナウイルス感染症について現状や課題を共有した連絡会議=10日、盛岡市
岩手県は10日、盛岡市内で「新型コロナウイルス感染症関係機関連絡会議」を開き、県内の消防、警察、交通運輸業など46の関係機関・団体が現状や課題などについて情報を共有した。 県はこれまで同ウイルスの感染拡大を受け、医療関係者との会合を重ねてき.....
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 岩手県は10日、盛岡市内で「新型コロナウイルス感染症関係機関連絡会議」を開き、県内の消防、警察、交通運輸業など46の関係機関・団体が現状や課題などについて情報を共有した。[br] 県はこれまで同ウイルスの感染拡大を受け、医療関係者との会合を重ねてきたが、それ以外の関係機関を召集する会議は初めて。[br] 県の関係部局の他、県市町村会、県警本部、県消防長会、公共交通機関などから約50人が出席した。[br] 各担当者が同ウイルスに対する取り組みについて、各機関との情報連携をはじめ、従業員らにマスク着用など予防を呼び掛けている―などの現状を紹介。このうち、三陸鉄道は「駅の待合室に注意を喚起するチラシを英語、中国語、韓国語で掲示している」とした。[br] 一方、県バス協会は旅行取りやめなどによる減収や、マスクや消毒液の不足に関する懸念について報告。県トラック協会は「全国を飛び回る運転者は、気が抜けない状態で衛生管理に努めている」と述べた。[br] 県保健福祉部医療政策室の今野秀一室長は取材に「県内で発症者が出た場合、社会的、経済的にも影響する。関係機関で情報を共有することで、協力態勢を整えたい」と話した。関係機関が新型コロナウイルス感染症について現状や課題を共有した連絡会議=10日、盛岡市