伊調馨“熱血指導” 八戸に帰省、武道館でレスリング教室

子どもたちに技の見本を示す伊調馨(中央)=8日、八戸市武道館
子どもたちに技の見本を示す伊調馨(中央)=8日、八戸市武道館
レスリング女子五輪4大会連続金メダルの伊調馨(ALSOK)=八戸市出身=を招いたレスリング教室が8日、八戸市武道館で開かれた。伊調は小中学生ら約50人に得意技の手本を示し、「相手が諦めるまで何度も仕掛けて」と“熱血指導”した。 教室は202.....
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 レスリング女子五輪4大会連続金メダルの伊調馨(ALSOK)=八戸市出身=を招いたレスリング教室が8日、八戸市武道館で開かれた。伊調は小中学生ら約50人に得意技の手本を示し、「相手が諦めるまで何度も仕掛けて」と“熱血指導”した。[br] 教室は2025年に青森県で開催される国民スポーツ大会に向けた、県レスリング協会の強化事業の一環。[br] この日は、準備運動の後に伊調が自ら手本を示しながら、相手の上半身を押さえ込む「がぶり」の体勢から攻撃へ転じる動きについてレクチャー。世界レベルの一連の技について、注意点などを丁寧に教えながら「この動きを覚えれば、ポイントを取れるし、取られなくなる」と強調した。[br] スパーリングで伊調の胸を借りた市立八戸小6年の松田叶夢さん(12)は「体の動かし方が上手だった。教えてもらった技の練習も続けたい」と収穫を得た様子。伊調の恩師で県レスリング協会の澤内和興会長は「さすがの指導だった。今後、第2、第3の伊調姉妹を育ててほしい」と後進の育成に期待を寄せていた。子どもたちに技の見本を示す伊調馨(中央)=8日、八戸市武道館