美保野小で閉校記念式典 68年間の歴史の幕

みほのかるたを紹介しながら思い出を発表する児童
みほのかるたを紹介しながら思い出を発表する児童
本年度末で閉校する八戸市立美保野小(工藤正道校長)で8日、閉校記念式典が開かれた。在校生8人と教職員、卒業生ら計約140人が68年間の歩みを振り返りながら、新たな一歩への決意を新たにした。 同校は市立町畑小美保野分校として1951年に誕生し.....
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 本年度末で閉校する八戸市立美保野小(工藤正道校長)で8日、閉校記念式典が開かれた。在校生8人と教職員、卒業生ら計約140人が68年間の歩みを振り返りながら、新たな一歩への決意を新たにした。[br] 同校は市立町畑小美保野分校として1951年に誕生し、55年に美保野小中に改称。2012年度末で美保野中が閉校し、単独校になった。[br] しかし、児童の減少や、20年度からの新学習指導要領の完全実施などを踏まえ、今年4月から市立町畑小に統合されることが決まっている。これまで計424人の卒業生を送り出した。[br] 式典では工藤校長が「全校児童8人でスタートした本年度は、『うれしいことを伝え合う』を学校目標に設定し、美保野小最後の児童として成長してきた。地域の方々には温かく見守っていただき感謝する」とあいさつした。[br] その後、児童が「ふるさとの詩」の呼び掛けを実施。記念事業として作った「みほのかるた」を紹介しながら、「美保野小で過ごした思い出を一生忘れません」などと大きな声で発表した。みほのかるたを紹介しながら思い出を発表する児童