【新型コロナ】青森県内で22人感染 青森市の3人からN501Y変異株

青森県は13日、青森市で5月に新型コロナウイルスに感染した3人から、N501Y変異株が確認されたと明らかにした。県内の新規感染者は22人で、保健所管内別では青森市10人、弘前8人、東地方3人、五所川原1人。県内で確認されたN501Y変異株は.....
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 青森県は13日、青森市で5月に新型コロナウイルスに感染した3人から、N501Y変異株が確認されたと明らかにした。県内の新規感染者は22人で、保健所管内別では青森市10人、弘前8人、東地方3人、五所川原1人。県内で確認されたN501Y変異株は計9例、感染者数は1895人となった。[br][br] 変異株は民間検査機関のスクリーニング検査で確認された。英国型、南アフリカ型、ブラジル型のいずれかとみられ、今後詳しい検査を行う。3人の感染経路は不明だが、うち2人は同じ系統。県外の人と接触した人も含まれるという。[br][br] 新たに感染が判明した人のうち、青森市の60代女性はクラスター(感染者集団)が発生した同市の通所型高齢者施設に関連。[br][br] このほか、青森市の10歳未満1人と20代と40代の女性、弘前管内の10代2人と80代以上女性、東地方管内の10歳未満2人と60代女性、五所川原管内の40代男性は、既に感染が判明した人の接触者。[br][br] 感染経路不明の感染者は、青森市の10代1人と20代と40代の男女5人、弘前管内の20~30代男女5人の計11人だった。県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は「経路不明者が継続して増えると市中感染の恐れはさらに高まる。今後の動きを注視する必要がある」と述べた。[br][br] また、県は同日、新たに病床5床を確保し、計206床となったことを明らかにした。入院者数は81人で、病床使用率は39・3%。