三浦隆一さん(八戸出身)初のソロアルバム 空想委員会も活動再開

活動再開を発表した「空想委員会」の3人。(左から)岡田典之さん、三浦隆一さん、佐々木直也さん=2019年3月21日、八戸市のライブハウス「フォーミー」で開かれたライブ
活動再開を発表した「空想委員会」の3人。(左から)岡田典之さん、三浦隆一さん、佐々木直也さん=2019年3月21日、八戸市のライブハウス「フォーミー」で開かれたライブ
八戸市出身のシンガー・ソングライター三浦隆一さんが、初のソロアルバム「空集合」をリリースした。発売に合わせ、自身がボーカルを務め、2019年4月から休止していたバンド「空想委員会」の活動再開も発表。三浦さんは取材に「ソロ活動の中で、アルバム.....
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八戸市出身のシンガー・ソングライター三浦隆一さんが、初のソロアルバム「空集合」をリリースした。発売に合わせ、自身がボーカルを務め、2019年4月から休止していたバンド「空想委員会」の活動再開も発表。三浦さんは取材に「ソロ活動の中で、アルバムという手元に残るものが作れてうれしい。バンドとソロの両方を楽しく続けていきたい」とコメントを寄せた。[br][br] アルバムのタイトル「空集合」は「何もないものの集合体」という意味。三浦さんは「自分が歌いたい曲を集めた。『フォトグラフ』は八戸を題材にした曲。ぜひ聞いて今の活動を知ってほしい」とPRする。[br][br] 収録した全10曲の中で、「えん」はユーチューブでミュージックビデオのフルバージョンが公開されている。言葉や場所が違っていても、音楽を通じて人と人はつながることができるという思いを込めた、メッセージ性の強い歌詞が特徴。過去に韓国でライブを行った経験が基になっているが、コロナ禍で人と会う機会が少なくなったことも影響したという。[br][br] アルバム発売日に当たる4月15日には、東京都内でソロライブも行った。観客はマスク着用で、発声も禁止された中でのライブだったが、「音楽でつながっている感覚はすごくあった」と振り返る。アンコールでは空想委員会のギター佐々木直也さん、ベースの岡田典之さんがサプライズ出演し、活動再開を発表した。[br][br] 発表後は事務所に所属せず、全ての仕事を3人で行っている。「休止前よりもコミュニケーションを取るようになり、結束は強くなった」と三浦さん。現在は6月に始まる空想委員会のツアーに向けた準備を進めている。八戸でのライブ実現への思いも強く、「ソロと空想委員会の両方でやりたい。伸び伸びと音楽を楽しんでいる姿を見せたい」と意気込んでいる。[br][br] 「空集合」は税込み3千円。活動再開を発表した「空想委員会」の3人。(左から)岡田典之さん、三浦隆一さん、佐々木直也さん=2019年3月21日、八戸市のライブハウス「フォーミー」で開かれたライブ