三行詩で家族の日常表現 鎌田さん(大湊中2年)が全国入賞 

賞状と贈られたイラストを手に笑顔を見せる鎌田颯姫さん
賞状と贈られたイラストを手に笑顔を見せる鎌田颯姫さん
2020年度「楽しい子育て全国キャンペーン三行詩」(日本PTA全国協議会主催)で、むつ市立大湊中(千吉良岳校長)2年の鎌田颯姫(さつき)さん(13)が応募した作品が、同協議会会長賞に輝いた。家族の日常を、そのまま詩にしたという鎌田さんは「び.....
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 2020年度「楽しい子育て全国キャンペーン三行詩」(日本PTA全国協議会主催)で、むつ市立大湊中(千吉良岳校長)2年の鎌田颯姫(さつき)さん(13)が応募した作品が、同協議会会長賞に輝いた。家族の日常を、そのまま詩にしたという鎌田さんは「びっくりした。特に両親がとても喜んでくれたのでうれしい」と、飛びっ切りの笑顔を見せた。[br][br] 同キャンペーンは三行詩(短文)を対象に約20年前から開催されている。今回は小学生、中学生、一般の3部門に全国から合計8万2050点の作品が寄せられた。2次、3次、最終審査の末、各部門それぞれ4作品が文部科学大臣賞や同協議会会長賞などに選ばれたほか、計19作品が佳作となった。[br][br] 入賞した鎌田さんの作品は「いってきますと言わなきゃ 出かけられない ただいまと言わなきゃ 入れない わが家の玄関」。両親と4人のきょうだいと共に暮らす鎌田さんが、イライラしているときでも、玄関先で家族からの呼び掛けを無視できず、「いってきます」と言ってしまうという日常を表現した。[br][br] 鎌田さんには賞状と、漫画家の青沼貴子さんが詩をイメージして描いたイラストが贈られた。鎌田さんは「私ときょうだいが描かれている絵を頂いて、すごく記念になった。今回の入賞をきっかけに、これからもたくさん詩を書いていきたい」と話した。賞状と贈られたイラストを手に笑顔を見せる鎌田颯姫さん