おいらせの保育園でスマホ講演会 発達に与える影響、保護者理解深める

スマートフォンが子どもの発達に及ぼす影響について説明する小鹿和男さん
スマートフォンが子どもの発達に及ぼす影響について説明する小鹿和男さん
おいらせ町のあゆみ保育園(鈴木京子園長)はこのほど、同園で子どものネットリスク教育研究会(東京など全国4支部)の公式インストラクターで、元小学校教員の小鹿和男さん(62)=南部町=による講演会を開いた。参加した保護者13人が、ゲームやスマー.....
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 おいらせ町のあゆみ保育園(鈴木京子園長)はこのほど、同園で子どものネットリスク教育研究会(東京など全国4支部)の公式インストラクターで、元小学校教員の小鹿和男さん(62)=南部町=による講演会を開いた。参加した保護者13人が、ゲームやスマートフォンが子どもの発達に与える影響について理解を深めた。[br][br] 小鹿さんは、ゲームに強く依存している児童に学級担任として接した経験から「子どもとメディアとの関係性に興味を持った」と説明。スマホについて、「知りたいことをすぐ調べられるので便利だが、自分で考える機会が失われてしまい、脳の司令塔である前頭前野の発達不全につながる。子どもの成長の妨げになりかねない」などとし、高校に入学するまでは持たせない方が望ましい―と語った。[br][br] 保護者は熱心に耳を傾けた。町内の介護職の女性(30)は「子どもにスマホを持たせるときは時間などのルールを決めたい」と話した。スマートフォンが子どもの発達に及ぼす影響について説明する小鹿和男さん