公営塾設置の町民アンケート結果公表 七戸高魅力化検討委

青森県立七戸高の存続を目指す「七戸高校魅力化構想検討委員会」(三上正二会長)の第2回会合が27日、七戸町役場七戸庁舎で開かれた。町と同校で連携して開設を目指す公営塾についてのアンケート結果を報告。公営塾は10月の開講を見込んでいることも明ら.....
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 青森県立七戸高の存続を目指す「七戸高校魅力化構想検討委員会」(三上正二会長)の第2回会合が27日、七戸町役場七戸庁舎で開かれた。町と同校で連携して開設を目指す公営塾についてのアンケート結果を報告。公営塾は10月の開講を見込んでいることも明らかにした。[br][br] アンケートは2~3月、七戸高生のほか、町内の中学生や保護者785人を対象に実施。公営塾の利用希望や七戸高校への進学希望などについて調べた。[br][br] 結果では、塾ができた場合、同校に「進学したい」「進学の気持ちが高まる」と回答したのは69・3%。高校1、2年生に対する塾の利用に関する問いでは、「利用したい」「何かしらの形で利用したい」との回答が70・6%に上った。[br][br] 事務局は「公営塾を設置することで七戸高へ進学する理由にもなる。現役の生徒も利用する意欲がある」と分析している。[br][br] 結果を受けて三上会長は取材に「公営塾への関心の高さがうかがえた。存続に向けできることを話し合っていきたい」と話した。[br][br] 町は6月に開会予定の町議会定例会に、事業費に関する議案を提出する方針。[br][br] 県の県立高校再編第2期実施計画(2023~27年度)で上北地区は、5年間で3学級が減少すると見込まれ、複数の学校の統廃合が想定されている。