10月の収穫楽しみ 向田小児童がもち米種まき/洋野

農家と交流しながら種まきを体験する児童
農家と交流しながら種まきを体験する児童
洋野町立向田小(野崎祐司校長)の4年生6人は20日、地元農家の川原由次郎さん(67)宅でもち米の種まきを体験した。児童は育て方などを質問しながら、熱心に育苗箱に土を敷き専用の機械で種をまいた。 稲作体験は同町の自然や歴史、文化を学ぶ「ひろの.....
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 洋野町立向田小(野崎祐司校長)の4年生6人は20日、地元農家の川原由次郎さん(67)宅でもち米の種まきを体験した。児童は育て方などを質問しながら、熱心に育苗箱に土を敷き専用の機械で種をまいた。[br][br] 稲作体験は同町の自然や歴史、文化を学ぶ「ひろの学」の一環として実施。同校と川原さんは10年以上交流を続けている。[br][br] 児童はハウス内で粒の大きな土をつぶし、ならしながら箱に3リットルほどの土を入れた。計21箱を専用の機械にセットしてレバーを回すと種がまかれ、「すごい」と声を上げた。[br][br] 児童は作業と並行して事前学習を踏まえ、積極的に質問した。発芽は32度ぐらいが適温であることや、川原さんは約四千もの育苗箱を準備することなどを聞き、驚きの表情を見せた。[br][br] 太内田(おおうちだ)紅羽さん(9)と三本木美結さん(10)は「レバーを回して種が出てくるのが面白かった。田植えや収穫が楽しみ」と声を弾ませた。[br][br] 5月には全校と地域住民で田植えを行い、10月半ばに収穫する予定。農家と交流しながら種まきを体験する児童