三沢市南部配水場の完成祝う 現地で通水式

1日に本格稼働を開始した南部配水場=26日、三沢市
1日に本格稼働を開始した南部配水場=26日、三沢市
三沢市は26日、同市泉町2丁目に開設し、1日から本格稼働している南部配水場の通水式を現地で開き、小桧山吉紀市長らが、市民に水道水を供給する新たな拠点の完成を祝った。 南部配水場は、人口が集中する地域に近い場所に配水場を設けて給水の効率化と安.....
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 三沢市は26日、同市泉町2丁目に開設し、1日から本格稼働している南部配水場の通水式を現地で開き、小桧山吉紀市長らが、市民に水道水を供給する新たな拠点の完成を祝った。[br][br] 南部配水場は、人口が集中する地域に近い場所に配水場を設けて給水の効率化と安定化を図るため、老朽化していた第3配水場(同市三沢下沢)の代替施設として整備された。[br][br] 敷地面積は5017平方メートルで、平屋の管理棟と、ろ過施設、維持管理費用を抑えられるステンレス製の配水池(2100立方メートル)で構成。給水人口は9350人、給水量は1日当たり約3660立方メートル。[br][br] 2015年度に整備事業に着手し、21年3月に完工。20年11月に第3配水場からの送水を止め、試運転を続けてきた。総事業費は23億6100万円。うち防衛省の民生安定施設整備事業補助金10億920万円。[br][br] この日、竣工(しゅんこう)式に続いて開かれた通水式では、出席者がスイッチを押して本格稼働を祝うセレモニーを挙行。小桧山市長は「今後も時代や環境の変化に的確に対応し、重要な水を継続して供給できるように水道事業を運営する」と式辞を述べた。1日に本格稼働を開始した南部配水場=26日、三沢市