大井(洋野)「力みすぎた」 5大会連続パラ出場は絶望的

 【男子砲丸投げ(座位F53)】投てきする大井利江=屋島レクザムフィールド
 【男子砲丸投げ(座位F53)】投てきする大井利江=屋島レクザムフィールド
東京パラリンピックの代表最終選考会を兼ねる陸上のジャパンパラ大会で、男子砲丸投げ(座位F53)の72歳、大井利江(北海道・東北パラ陸協)は出場権が確実となる「7メートル12」を上回ることができず、5大会連続のパラリンピック出場は絶望的となっ.....
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 東京パラリンピックの代表最終選考会を兼ねる陸上のジャパンパラ大会で、男子砲丸投げ(座位F53)の72歳、大井利江(北海道・東北パラ陸協)は出場権が確実となる「7メートル12」を上回ることができず、5大会連続のパラリンピック出場は絶望的となった。「反省点が多い。力みすぎた」とうなだれた。[br][br] 3月下旬の大会で、投てき時に膝が動くことを指摘され、6投中4投でファウルを取られたのを教訓に、今大会は競技中に座る投てき台に、脚を固定するベルトを付けるなどの修正を施して臨んだ。[br][br] 不安だったファウルこそ避けられたものの、「記録を出したい、という思いで力が入ってしまった」。練習では7メートルを超えることも多かったというが、ここ一番で結果を出すことができなかった。[br][br] 現役を続行し、来夏に神戸市で行われる予定の世界選手権に照準を合わせる。「8メートルを目指してパワーをつける」と話した。 【男子砲丸投げ(座位F53)】投てきする大井利江=屋島レクザムフィールド