水上洋野町長が勇退表明 「震災復興を達成」と説明

水上信宏氏
来年1月28日に任期満了を迎える洋野町の水上信宏町長(80)は24日、次期町長選には出馬せず、4期目の今期限りで勇退する考えを明らかにした。理由について「合併した種市町と大野村の融和や、震災からの復興などを達成できた」としている。 水上氏は.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 来年1月28日に任期満了を迎える洋野町の水上信宏町長(80)は24日、次期町長選には出馬せず、4期目の今期限りで勇退する考えを明らかにした。理由について「合併した種市町と大野村の融和や、震災からの復興などを達成できた」としている。[br][br] 水上氏は同町中野出身。1983年から旧種市町議を3期、95年から岩手県議を2期務めた。町村合併後の2006年に行われた洋野町長選で初当選。10年の選挙では新人を退けて再選を果たし、3、4期目は無投票で当選した。[br][br] 勇退に関して、水上氏は三陸沿岸道路の開通などに見通しが立ったことなども理由に挙げ、勇退後の町政に向けては「今は新型コロナウイルス対策が中心だが、人口減少対策への注力も期待したい。人々が絆を大切に過ごせる町であってほしい」と述べた。