【マルシェ情報局】柔らかさ、甘味売りの春キャベツ

入荷が本格化している春キャベツ=16日
入荷が本格化している春キャベツ=16日
春キャベツの入荷が本格化している。スーパーで一年を通して見掛ける一般的なキャベツ(通称・冬キャベツ)とは別品種で、ぎゅっと詰まったような冬キャベツに対し、春キャベツはどこかふわっとした見た目。柔らかさと甘味が売りの春を代表する野菜の一つだ。.....
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 春キャベツの入荷が本格化している。スーパーで一年を通して見掛ける一般的なキャベツ(通称・冬キャベツ)とは別品種で、ぎゅっと詰まったような冬キャベツに対し、春キャベツはどこかふわっとした見た目。柔らかさと甘味が売りの春を代表する野菜の一つだ。[br][br] 主な産地は、愛知県や神奈川県、千葉県。秋ごろに種がまかれ、3月から徐々に出荷が始まる。ビタミンCや食物繊維が豊富で、加熱してもおいしいが、みずみずしさが味わえるサラダや千切り、浅漬けが適している。[br][br] 青森県産は、5月下旬ごろからお目見えする。県内では、冬キャベツより春キャベツの生産が多く、おいらせ町や東北町などが主な産地として知られる。他県産に比べて、少し硬めなのが特徴で、一大産地の岩手県産と共に市場に出回る。[br][br] 青果卸売業「八戸中央青果」特産部の中村広志次長は「春キャベツも産地によって品種もさまざま。食べ比べてみるのも面白いかも」と話す。ちなみに、中村次長にお勧めの食べ方を尋ねると、「調味料を付けずにそのまま食べるのが一番」とのこと。「お酒のつまみにもなるし、ずっと食べていられる」と笑顔を見せた。入荷が本格化している春キャベツ=16日