青森県などは18日、県内で6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では、上十三4人、八戸市と弘前で各1人。県内の感染者数は累計1305人となった。6人とは別に、クラスター(感染者集団)が発生した青森市のバー関連で、同市に住む20代女性1人の感染も判明。県外の医療機関で検査を行ったため、県内の感染者数には含まれない。[br][br] 八戸市で感染が判明したのは30代女性で、クラスターが発生した市内小学校の職場関係者。健康観察中に症状が出現し、再度検査した。クラスターの規模は関連を含め計22人となった。[br][br] 上十三管内の30代と70代の女性は、既に同管内で感染が判明した人の同居人。性別非公表の10代と10歳未満も、県内で感染が分かった人の濃厚接触者だった。[br][br] 弘前管内の60代女性は感染経路不明。[br][br] 県外で陽性が判明した青森市の20代女性は、クラスターが発生したバー2軒の利用客または従業員。市販の検査キットで検体を採取し、検体送付先の関東地方の医療機関で陽性が判明した。このバーなどを含む、同市の障害者施設で発生した一連のクラスターの規模は、県外分を合わせ計188人に拡大した。[br][br] 県は青森市本町周辺の飲食店を利用した人のうち、体調に不安がある人に対し、保健所への連絡を呼び掛けている。18日までに、クラスターが発生したクラブ「Ambitious(アンビシャス)」も含め、本町周辺にある飲食店の利用客ら約20人から連絡があったという。今後、市保健所が検査を行う予定。