青森県内で26人コロナ感染 青森市の障害者施設クラスター、過去最大に 

青森県などは17日、県内で26人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市16人、八戸市、上十三各4人、弘前2人。大規模なクラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設で新たに4人の感染が分かり、関連を含めた.....
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 青森県などは17日、県内で26人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市16人、八戸市、上十三各4人、弘前2人。大規模なクラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設で新たに4人の感染が分かり、関連を含めた累計は187人に。クラスターの規模は昨年発生した弘前市の飲食店クラスターを1人上回り、最大となった。[br][br] 障害者施設の4人は、30代男性と50代男女、60代女性で、利用者または職員。これまでの感染者の接触者だった。[br][br] 青森市では、接待を伴う飲食店とみられる同市本町2丁目のクラブ「Ambitious(アンビシャス)」で、これまでの感染者2人と合わせ、関連を含めて計7人のクラスターが発生。市は接触者を特定できない恐れがあるとして店名を公表した。[br][br] 新規感染者5人のうち、10~20代の男女4人は従業員または客。もう1人の20代男性を含め、15日公表の弘前管内の40代男性の接触者だった。12、13、16日に相次いで発生したバー関連のクラスターも拡大し、新たに青森市の30~50代女性3人と弘前管内の40代女性が感染した。[br][br] 同市本町周辺で飲食店クラスターが相次ぎ、市中感染のリスクが高まっている状況を受け、小野寺晃彦市長は17日の会見で、「新型コロナ特措法に基づく速やかな検討が必要だと認識している」と述べ、飲食店の営業時間短縮、それに伴う協力金の支給を近く県に要請する方針を示した。[br][br] 八戸市で感染が判明した20代女性は、クラスターが発生した市内小学校の職場関係者で、関連は計21人になった。[br][br] 同市の40代男性と上十三管内の20代女性は、共通する米軍三沢基地内で勤める陽性者と基地外で接触して感染した。このほか、同管内の感染者3人は60代夫婦と10代。 この60代夫婦のほか、八戸市の10代2人、青森市の20~40代女性3人、弘前管内の40代男性1人の計8人が感染経路不明。 県内の累計感染者は1299人。