コロナ給付金詐欺、神奈川の男に懲役3年6月求刑

新型コロナウイルス対策で国が個人事業主に最大100万円を支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた神奈川県厚木市戸室4丁目、とび職の被告男(23)の論告求刑公判が14日、青森地裁(長橋政司裁判官)であった。検察側は懲役3年.....
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 新型コロナウイルス対策で国が個人事業主に最大100万円を支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた神奈川県厚木市戸室4丁目、とび職の被告男(23)の論告求刑公判が14日、青森地裁(長橋政司裁判官)であった。検察側は懲役3年6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は27日。[br][br] 論告で検察側は「犯行が組織的・計画的で悪質。知人らを犯行に誘い込んだ責任は重い」と指摘。金欲しさの私欲的な動機に情状の余地はないと非難した。[br][br] 弁護側は、被告が勤務する会社が雇用を継続し、更正に向けて指導監督する意向を示しているなどとして情状酌量を求めた。[br][br] 起訴内容などによると、被告は氏名不詳者や知人男性ら計5人と共謀の上、個人事業主と偽って計5件の持続化給付金を申請し、計500万円を不正にだまし取ったとしている。