青森県は13日、県内で19人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市14人、八戸市3人、五所川原と上十三が各1人。青森市では新たに飲食店で、既に判明した人も合わせて従業員または利用客計6人が感染し、クラスター(感染者集団)が発生した。県内でのクラスター確認は3日連続。県内の感染者数は累計1196人となった。[br][br] 八戸市の3人は、同市の小学校で発生したクラスターに関連。規模は計13人に拡大した。市保健所によると、30代女性は教職員で、80代以上女性と20代女性はいずれも既に感染が判明している教職員の同居人。 小学校クラスターに関連する検査対象は200人を超え、13日現在、70人の結果が判明した。検査結果待ちは百数十人。[br][br] 青森市で新たにクラスターが発生した飲食店は接待を伴わない小規模な店。利用客を把握できているとして店名は公表しない。[br][br] この店に関連して感染したのは同市の20代男性3人と五所川原管内の20代女性。男性3人のうち、1人は市内の医療機関に勤める医療従事者で、別の1人は12日にクラスターが発生した市内の別の飲食店にも関連していた。別の飲食店では30代男性1人も感染した。[br][br] 同市の障害者施設で発生した大規模なクラスター関連では、新たに従業員や利用者計5人、従業員らの同居人や知人計3人の感染が判明。規模は関連を含め計122人に拡大した。[br][br] 残る同市の50代女性はクラスターが発生した運動施設の従業員か利用者。別の50代女性は、東北地方で感染が判明した人の濃厚接触者だった。[br][br] 上十三管内の30代男性は感染経路不明。三沢市によると、男性は市役所本庁舎に勤務する職員。日常的に市民と接触する業務には就いていないという。同市職員の感染は2例目。