【ワクチン接種】高齢者向け接種、北奥羽の接種スケジュールは?

北奥羽各市町村の新型コロナワクチン接種対象者とスケジュール(12日現在)
北奥羽各市町村の新型コロナワクチン接種対象者とスケジュール(12日現在)
むつ、青森の両市を皮切りに青森県内でも12日、高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が始まった。北奥羽地方の他の自治体でも接種に関するスケジュールが徐々に固まりつつあり、本紙取材によると、4月下旬から5月上旬の接種開始を予定.....
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 むつ、青森の両市を皮切りに青森県内でも12日、高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が始まった。北奥羽地方の他の自治体でも接種に関するスケジュールが徐々に固まりつつあり、本紙取材によると、4月下旬から5月上旬の接種開始を予定している自治体が最も多い。ただ、現時点でワクチン供給量が少ないため、八戸や三沢など市部では、高齢者施設の入所者や従事者に優先的に接種する方向で準備が進められている。高齢者以外の接種については、国から供給量や時期について具体的に示されておらず、開始は依然不透明だ。[br][br] 今月17日までには八戸市や十和田市、三沢市にも高齢者向けのワクチンが届く見込みで、いずれも19日以降に高齢者施設の入所者や従事者に優先して接種を行う方針。[br][br] 八戸市では施設入所者以外の高齢者は、かかりつけ医など身近な医療機関での個別接種を基本とし、補完的に集団接種を実施する。21日に対象者に接種券を発送し、まずは5月中旬に個別接種を開始。集団接種は6月以降になる見通しだ。[br][br] 個別接種と集団接種を併用する階上町では、かかりつけ医が町内にある場合は4月23日から、八戸市内にある場合は5月中旬から。集団接種は6月9日の開始を視野に入れる。[br][br] 同じく個別と集団を併用する七戸町や東北町、横浜町ではどちらの接種方法についても、5月8~12日に始まる見込み。[br][br] 南部町は4月16日以降、高齢者施設に加え、障害者施設の高齢者にも優先的に接種を行う。施設に入所してない高齢者は、集団接種が5月10日、個別接種が25日の開始を予定している。[br][br] 野田村では、施設に入居していない高齢者は「65~74歳」「75~79歳」「80歳以上」の3段階に分けて対応。5月上旬に「80歳以上」から集団接種を始める方針。[br][br] 現在、国内で使用されている米製薬大手ファイザー製のワクチンは、2回接種が基本で、原則1回目から3週間後に2回目を打つ必要がある。ただ、現段階では供給量が限定的なため、高齢者以外への接種は早くても夏以降になる公算が大きい。北奥羽各市町村の新型コロナワクチン接種対象者とスケジュール(12日現在)