【新型コロナ】大規模クラスター発生の障害者施設 関理事長「感染拡大防止徹底する」

新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設を運営する社会福祉法人「ゆきわり会」の理事長で、青森県議の関良氏は8日、県議会で取材に応じ、「国や県、市の指導に沿って、とにかく感染拡大防止対策を徹底していく」と.....
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 新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設を運営する社会福祉法人「ゆきわり会」の理事長で、青森県議の関良氏は8日、県議会で取材に応じ、「国や県、市の指導に沿って、とにかく感染拡大防止対策を徹底していく」と述べた。[br][br] このクラスターに関連する感染者数は8日現在で計94人。感染拡大を食い止めるため、感染管理認定看護師(ICN)が現地に入るなど対応しているが、数人程度の感染者判明が依然として続いている。[br][br] 関氏は「感染予防を徹底してやっていたので、あれほどの人数が出るとは考えられなかった」と、クラスター発生の一報を聞いた際の心情を吐露した。[br][br] 障害者の中には活発に動き回る人もいて、マスクを着用させるのが難しいと説明。目に見える症状がない人が多く、「施設内に一度(ウイルスが)入ってしまうと一瞬で広がってしまう」との認識を示した。[br][br] 従業員も感染し、施設運営への影響も懸念されるが、「現場の職員たちは相当疲弊しているが、宿泊療養施設に入った人が戻ってくることも踏まえると、何とか回していけると思う」とした。