六ケ所高校後援会が村に陳情 生徒数確保へ支援求める

戸田衛村長(右)に陳情書を手渡す種市治雄理事長=7日、六ケ所村役場
戸田衛村長(右)に陳情書を手渡す種市治雄理事長=7日、六ケ所村役場
青森県立六ケ所高後援会(種市治雄理事長)などは7日、村と村教委に対し、同校の活性化について支援を求める陳情書を提出した。同校の入学者の募集が来年度から1学級規模となることが見込まれるのを受け、生徒数を増やすため全国募集に向けた取り組みなどを.....
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 青森県立六ケ所高後援会(種市治雄理事長)などは7日、村と村教委に対し、同校の活性化について支援を求める陳情書を提出した。同校の入学者の募集が来年度から1学級規模となることが見込まれるのを受け、生徒数を増やすため全国募集に向けた取り組みなどを促した。[br][br] 後援会によると、同校は県立高校再編に関する県教委の方針で地域校となっている。2学級規模の募集をしていたが、2020、21年度の入学者はいずれも1学級規模の40人以下となり、県教委の方針で、来年度からは1学級の募集となる公算。将来的に1学級の半分となる20人を2年連続で満たせなければ、募集停止の可能性がある。[br][br] 陳情書には▽村の特性を考慮した総合学科への再編検討▽全国募集に向けた検討や推進―などを盛り込んだ。同様の陳情は村議会にも提出しており、継続審査となっている。[br][br] 7日に村役場を訪れた種市理事長は陳情書を戸田衛村長に手渡した。種市理事長は取材に「村にとって重要な人材育成機関。教育の質を保つためにも2学級を維持できるように協力していただきたい」と語った。[br][br] 戸田村長は「県立高校ということはある。議会の結論を待って検討していきたい」と話した。戸田衛村長(右)に陳情書を手渡す種市治雄理事長=7日、六ケ所村役場