【新型コロナ】青森市の不動産事業所でクラスター 八戸市の7人も関連

青森県は29日、青森市の不動産事業所で従業員と利用客計6人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。これまでに感染を確認した人の行動歴を調査した結果、判明した。同居人や知人を含む一連の感染.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県は29日、青森市の不動産事業所で従業員と利用客計6人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。これまでに感染を確認した人の行動歴を調査した結果、判明した。同居人や知人を含む一連の感染者は計18人。居住地は3保健所管内にまたがっており、内訳は八戸市7人、青森市5人、東地方6人。[br][br] 県によると、今月18~27日に感染が判明した3保健所管内の30~50代の男女4人、性別非公表の10代1人がこの事業所の従業員か利用客だった。14~18日に事業所を訪れていたという。[br][br] 県は「名簿の提供を受け、顧客名を把握できている」として事業所名を公表していない。これまでに計280人を検査し、うち150人が終了。八戸市で検査対象となったのは180人で、うち60人が終了した。[br][br] 事業所内で感染が広がった背景について、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「感染対策はしっかり行っていたようだ。ただ、家を見に行った際の鍵の手渡しなど、感染への防御が破綻する場面があったのでは」と指摘。「移動が多い時期なので十分な注意を払ってほしい」と呼び掛けた。[br][br] 一方、29日は県内で新たな感染者は確認されなかった。感染者は累計944人のまま。