難関大に14人 国公立大132人合格/三本木高

国公私立の難関大に合格した青森県立三本木高の3年生
国公私立の難関大に合格した青森県立三本木高の3年生
今年の大学入試に挑戦した青森県立三本木高(岩川亘宏校長)の3年生14人が、国公私立の難関大とされる東北大や国際教養大、早稲田大などに現役合格した。国公立大の合格者数は昨年の118人を上回る132人で、7年ぶりに130人台に乗った。新型コロナ.....
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 今年の大学入試に挑戦した青森県立三本木高(岩川亘宏校長)の3年生14人が、国公私立の難関大とされる東北大や国際教養大、早稲田大などに現役合格した。国公立大の合格者数は昨年の118人を上回る132人で、7年ぶりに130人台に乗った。新型コロナウイルスによる不安の中でも合格を勝ち取った生徒たちは、自身の夢に近づいた喜びと新生活への期待に胸を膨らませている。[br][br] 合格者の内訳は東北大5人、弘前大医学部医学科3人、北海道大3人、神戸大1人、国際教養大1人、早稲田大1人。好成績の理由について、同校は(1)中高一貫教育で高校の授業内容を中学生から先取りしている(2)2018年度から始まった文系理系の進学希望に対応するグローバルサイエンス(GS)コースの効果―を挙げている。[br][br] 東北大文学部に進学する佐藤優光(ゆうあ)さん(17)は「宗教と哲学をメインに、メンタルケアについて研究したい」、弘前大医学部医学科の長南(ちょうなん)怜士(れお)さん(18)は「子どもの頃から脳神経外科医が目標。患者の心に寄り添える医者になりたい」と意気込む。[br][br] 国際教養大のエマ・リーさん(18)は「大学では多言語を学び、舞台に関わる仕事に就きたい」、北海道大の鳥越健士朗さん(18)は「自分以上に家族や友人が喜んでくれたことが印象深い。憧れの土地で学び、動物を相手にする仕事を目指す」と目標を掲げた。国公私立の難関大に合格した青森県立三本木高の3年生