陸奥湊駅前再開発に活用へ 青い森信金が旧支店建物など八戸市に寄付

青い森信用金庫が八戸市に寄付する旧むつ湊支店=22日、八戸市
青い森信用金庫が八戸市に寄付する旧むつ湊支店=22日、八戸市
八戸市は22日、新年度から改修工事に入る同市湊町の市営魚菜小売市場に関し、青い森信用金庫(益子政士理事長)から同小売市場近くにある旧むつ湊支店の土地と建物の寄付を受けることを明らかにした。今月下旬にも無償で譲渡される。市は改修工事期間中の店.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市は22日、新年度から改修工事に入る同市湊町の市営魚菜小売市場に関し、青い森信用金庫(益子政士理事長)から同小売市場近くにある旧むつ湊支店の土地と建物の寄付を受けることを明らかにした。今月下旬にも無償で譲渡される。市は改修工事期間中の店子(たなこ)の移転先として活用し、陸奥湊駅通り地区まちづくり協議会の活動拠点とする方針。[br][br] 市まちづくり文化推進室と青い森信金によると、旧むつ湊支店は1965年12月に開設し、店舗統合に伴って2019年3月に閉鎖した。鉄骨2階建てで延べ床面積は約500平方メートル。現在の建物は95年に建て替えた。青い森信金側から寄付を申し出たといい、同信金総務部は取材に「半世紀以上にわたって地域にお世話になった。少しでも力になれれば」と強調した。[br][br] 店子が入居するためには水回りなどの工事が必要になるため、店子で組織する市魚菜商業協同組合が改修工事を行い、改修費は市が補助する。[br][br] 市による同小売市場のリニューアル案では、2階建ての建物を平屋に減築。観光客に人気のある食堂を中心に置き、店子が入る売り場を「コの字型」に配置して回遊性を高める。新年度から着工し、22年度中のオープンを目指す。青い森信用金庫が八戸市に寄付する旧むつ湊支店=22日、八戸市