【ワクチン接種】「時期重ならないよう対応を」三村知事、全国知事会で国に要望

ワクチンの接種時期について意見を述べる三村申吾知事(右)=20日、青森県庁
ワクチンの接種時期について意見を述べる三村申吾知事(右)=20日、青森県庁
青森県の三村申吾知事は20日、全国知事会のウェブ会議で、新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に進めるため、「医療従事者らの優先接種と高齢者向け接種の実施時期が重ならないようにしてほしい」と国に要望した。 3月上旬から始まった医療従事者向け.....
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 青森県の三村申吾知事は20日、全国知事会のウェブ会議で、新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に進めるため、「医療従事者らの優先接種と高齢者向け接種の実施時期が重ならないようにしてほしい」と国に要望した。[br][br] 3月上旬から始まった医療従事者向け優先接種のワクチンは、4月12日と19日の週にも県内へ12箱ずつ配送される予定。一方、65歳以上の高齢者向け優先接種のワクチンも同12日と19日の週に10箱ずつ配送される見通しだ。[br][br] 三村知事は取材に「本来はもっと早い時期にワクチンが来て順番に進むはずだったが、今は医療従事者と高齢者の時期が重なっている」と指摘。[br][br] 医療提供体制が脆弱(ぜいじゃく)な地域で同時に接種を実施した場合、対応する人員が不足する可能性があり、市町村も懸念している―として国に早急な対応を求めた。ワクチンの接種時期について意見を述べる三村申吾知事(右)=20日、青森県庁