むつ市は１９日、２０２１年度定期人事異動（４月１日付）を内示した。組織改編を除く実質的な異動者は昇任１２８人、異動７６人、新採用１９人の計２２３人で、例年度並みの規模。部長級は民生部長に杉澤一徳総務部政策推進監、福祉部長に藤島純企画政策部政策推進監、新設の建設技術部長に小笠原洋一都市整備部建設技術監が起用された。[br][br] 部長級はこのほか、健康づくり推進部健康づくり推進監に木村公子健康づくり推進部政策推進監、選挙管理委員会事務局長に工藤淳一福祉部政策推進監、監査委員事務局長に伊藤泰成出納室長、農業委員会事務局長に成田司下北地域広域行政事務組合事務局理事、上下水道局長に中村久民生部長、下北地域広域行政事務組合事務局長に杉山郷史民生部政策推進監が就く。[br][br] 定年を含む退職者は１６人。配置人員は前年度当初比４人増の４８６人となる。女性管理職は同３人増の１９人で、管理職全体に占める割合は１６・２４％（前年度当初比１・００ポイント増）となる。[br][br] 組織改編では建設技術部を新設する。各事業課に配属する土木・建築技術職員を集約し、各事業課で所管する土木・建築事業をチームで処理することで、事務の効率化を目指す。下北地域広域行政事務組合が進める新ごみ処理施設建設、一部事務組合下北医療センターが計画するむつ総合病院新病棟建設でも連携し、技術的支援を行う。[br][br] このほか、行政のデジタル化対応と職員の働き方改革推進で、総務部に行政改革推進課を設置。市営住宅の官民連携事業の推進強化を図るため、都市整備部に住宅政策課を設ける。[br][br] 新型コロナウイルス対策では健康づくり推進部の予防・医療課を予防医療・感染症対策課と名称変更し、職員２人を増員して対策を強化する。
