青年海外協力隊・久米田さんが母校で講演 アフリカに輸血技術伝える

ガボンでの活動について講演する久米田麻衣さん
ガボンでの活動について講演する久米田麻衣さん
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、アフリカ中部のガボン共和国で約2年活動した八戸市出身の久米田麻衣さん(29)が15日、母校の聖ウルスラ学院高で講演し、生徒に勇気を持って挑戦することの大切さなどを伝えた。 久米田さんは2010.....
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 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、アフリカ中部のガボン共和国で約2年活動した八戸市出身の久米田麻衣さん(29)が15日、母校の聖ウルスラ学院高で講演し、生徒に勇気を持って挑戦することの大切さなどを伝えた。[br][br] 久米田さんは2010年に同高英語科を卒業し、弘前大医学部保健学科へ進学。その後、同大付属病院で臨床検査技師として勤務した経験を生かし、18年からガボン国立輸血センターで現地の医療従事者に輸血に関する医療技術を伝えた。[br][br] 「青森から世界へ挑戦!―アフリカで輸血医療を変える―」と題して講演。輸血で救える命を増やしたい―との思いから協力隊へ応募したことや、ガボンでの生活、現地の医療従事者と協力しながら輸血技術の改良に努めたことなどを紹介し、「一生ものの価値がある2年だった。みなさんも今学んでいることを生かして一歩踏み出して」と後輩に呼び掛けた。[br][br] 同高普通科2年の増田ありささん(17)は取材に「自ら行動する姿勢を尊敬する。私も将来の可能性を広げるために勉強を頑張りたい」と話していた。ガボンでの活動について講演する久米田麻衣さん