名農高生、JGAP“先輩”の三農高生に学ぶ

農場周辺で排水の行き先などの環境をチェックする両校の生徒ら
農場周辺で排水の行き先などの環境をチェックする両校の生徒ら
青森県立名久井農業高(浅利成就校長)園芸科学科の生徒が、安全や環境保全などで持続可能な農場経営の基準をクリアした団体に与えられる「JGAP認証」の取得を目指している。12日、県内の高校で初めて認証を取得した県立三本木農業高の生徒を招き、“先.....
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青森県立名久井農業高(浅利成就校長)園芸科学科の生徒が、安全や環境保全などで持続可能な農場経営の基準をクリアした団体に与えられる「JGAP認証」の取得を目指している。12日、県内の高校で初めて認証を取得した県立三本木農業高の生徒を招き、“先輩”から助言を受けた。[br][br] 名農高生が取得を目指す品目は、同校の農場で栽培する桃で、果樹研究班の2年生5人が8月の審査に向け、環境整備に取り組んでいる。三農高は昨年、コメで認証取得しており、交流会を開いてアドバイスを求めることとなった。[br][br] 三農高からは、植物科学科水稲研究室の2年生13人と担当教員が訪問。名農高の生徒や教員と一緒に薬品保管庫や機械庫、ほ場の周辺などを見て回り、「毒物や劇薬のマークをもっと見やすく表示した方が良い」「誰が作業に入っても分かりやすいよう、倉庫内のレイアウト図を作製しては」などと、気付いた点を指摘した。[br][br] 名農高の栗山千乃さん(17)は「準備したつもりだったけれど、まだまだやるべきことが残っていると分かり、指摘してもらえて良かった。しっかりと準備を整えて審査に臨みたい」と話し、認証取得に意欲を燃やしていた。農場周辺で排水の行き先などの環境をチェックする両校の生徒ら