東日本大震災の記憶共有して 八戸・みなっ知で災害講座

東日本大震災の被害状況や今後の教訓などについて講演する前澤時廣館長
東日本大震災の被害状況や今後の教訓などについて講演する前澤時廣館長
八戸市みなと体験学習館(通称みなっ知)で13日、発生から10年を迎えた東日本大震災を語り継ぐ講座「災害の教訓と伝承」が開かれ、講師を務めた同館の前澤時廣館長が、後世に教訓を伝える重要性を呼び掛けた。 市民ら約20人が受講。国内外で発生した巨.....
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八戸市みなと体験学習館(通称みなっ知)で13日、発生から10年を迎えた東日本大震災を語り継ぐ講座「災害の教訓と伝承」が開かれ、講師を務めた同館の前澤時廣館長が、後世に教訓を伝える重要性を呼び掛けた。[br][br] 市民ら約20人が受講。国内外で発生した巨大地震や地震の構造について説明を受けた後、東日本大震災での八戸の様子に理解を深めた。[br][br] 前澤館長は「時がたち、風化も懸念されるが、日頃の教えや訓練を繰り返すことが重要」と強調。同館が昨年、青森県や東北地方整備局などで構成する震災伝承ネットワーク協議会の「震災伝承施設」に追加されたことを紹介し、「ここを訪れることで、震災の記憶をこれからも多くの人と共有してほしい」と話した。[br][br] 受講者はメモを取るなどしながら、真剣な表情で講演に聞き入っていた。東日本大震災の被害状況や今後の教訓などについて講演する前澤時廣館長