藤坂小(十和田)に「水すまし賞」 キタタノメダカ保全活動評価

「東北・水すまし賞」の賞状を受け取る児童
「東北・水すまし賞」の賞状を受け取る児童
十和田市立藤坂小(俵藤晶校長)の「キタノメダカ守り隊」が11日、日本水環境学会東北支部(西村修支部長)の本年度の「東北・水すまし賞」を受賞した。同市の白上名水広場に生息する希少な「キタノメダカ」の保全活動などが評価された。 同賞は1992年.....
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十和田市立藤坂小(俵藤晶校長)の「キタノメダカ守り隊」が11日、日本水環境学会東北支部(西村修支部長)の本年度の「東北・水すまし賞」を受賞した。同市の白上名水広場に生息する希少な「キタノメダカ」の保全活動などが評価された。[br][br] 同賞は1992年に設けられ、東北地方の小中高校を対象に、快適な水環境の創造と保全に貢献した個人・学校を表彰する。本年度の受賞校は4校で、青森県内は同校のみ。[br][br] 同校では2016年度から4、5年生が同広場でフィールドワークを行い、市名水保存対策協議会や北里大獣医学部の柿野亘講師、県産業技術センター内水面研究所(同市)の協力を得て、水生生物の調査やキタノメダカの飼育をしている。[br][br] 昨年12月には、市立西小と連携してオンラインでの交流学習を実施。地域の名水や環境保全について学んだ成果を発表し合い、理解を深め合った。[br][br] この日は西村修支部長らが藤坂小を訪れ、授賞式を行った。本年度活動した4年生23人を代表して、高森英(はな)さん(10)と上久保ちひろさん(10)が賞状と盾を受け取った。4年生は声を合わせて受賞に対する感謝の言葉を伝え、「これからもキタノメダカを守っていく」と意気込んでいた。「東北・水すまし賞」の賞状を受け取る児童