【震災10年】キャンドル800本、鎮魂の祈り/久慈

鎮魂を祈りキャンドルに火をともす親子=11日午後6時10分ごろ、久慈市
鎮魂を祈りキャンドルに火をともす親子=11日午後6時10分ごろ、久慈市
久慈市の沿岸部にあるJC公園では夕方、「鎮魂と希望の灯り」(主催・NPO法人「岩手・久慈ケルンの会」)が開かれた。親子連れら市民約50人が参加。約800本のキャンドルに火をともし、鎮魂を祈るとともに、10年の歩みを振り返り、震災の教訓を胸に.....
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 久慈市の沿岸部にあるJC公園では夕方、「鎮魂と希望の灯り」(主催・NPO法人「岩手・久慈ケルンの会」)が開かれた。親子連れら市民約50人が参加。約800本のキャンドルに火をともし、鎮魂を祈るとともに、10年の歩みを振り返り、震災の教訓を胸に刻んだ。[br][br] 園内にある積み石のモニュメント「ケルン・鎮魂の鐘と光」を囲むようにキャンドルが並べられ、参加者が次々と点火した。[br][br] 娘の愛莉さん(9)と毎年訪れているという泉川真紀子さん(44)は「この子がおなかにいる時、走って津波から逃げたのを思い出す。命の尊さや防災の大切さを娘が少しずつでも理解してくれればうれしい」と話した。[br][br] 日中には、同市の久慈川河口付近で八戸海上保安部と久慈警察署が、行方不明者の合同捜索を実施。17人が波打ち際や砂浜などで新たな漂着物を懸命に探した。鎮魂を祈りキャンドルに火をともす親子=11日午後6時10分ごろ、久慈市