「十和田下水一次処理センター」落成 4月運用開始

4月1日から稼働する十和田下水一次処理センター=8日、十和田市
4月1日から稼働する十和田下水一次処理センター=8日、十和田市
上北地域と三戸郡の6市町村で構成し、し尿処理業務を行う十和田地区環境整備事務組合(管理者・小山田久十和田市長)は8日、十和田市相坂下タ川原で整備を進めていた十和田下水一次処理センターの落成式を開いた。同センター完成に伴う業務統合で、同組合は.....
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 上北地域と三戸郡の6市町村で構成し、し尿処理業務を行う十和田地区環境整備事務組合(管理者・小山田久十和田市長)は8日、十和田市相坂下タ川原で整備を進めていた十和田下水一次処理センターの落成式を開いた。同センター完成に伴う業務統合で、同組合は3月末に解散することになっており、業務を承継する十和田地域広域事務組合の施設として4月1日に供用を開始する。[br][br] 環境事務組合は同市、三沢市、五戸町、六戸町、おいらせ町、新郷村で構成。これまで、し尿を処理する衛生センターを六戸、三沢の2カ所で運営していたが、老朽化していた。[br][br] 新たなセンターでは、三沢を除く5市町村分の処理を行う。三沢市は当面、既存の衛生センターで単独で事業を続ける。[br][br] 同センターは総事業費約16億4600万円で、十和田市の下水処理場の隣接地に整備。処理能力は1日91キロリットルで、搬入されたし尿や浄化槽汚泥からごみを取り除いた後、下水道に送って処理する「前処理無希釈下水投入方式」という方法を用いる。[br][br] 同組合によると、新施設への移行により、運営管理費用が従来より年間7千万~8千万円程度、節約できる見込み。[br][br] 落成式では小山田管理者のあいさつに続き、関係者による内覧が行われた。4月1日から稼働する十和田下水一次処理センター=8日、十和田市