南部町と日本郵便が包括連携協定締結 災害対応や経済活性化でも協力

協定書に調印した(右から)鈴木公典局長、工藤祐直町長、夏堀直福地郵便局長
協定書に調印した(右から)鈴木公典局長、工藤祐直町長、夏堀直福地郵便局長
南部町と日本郵便は2日、地域の安全や経済活性化などに関する包括連携協定を締結した。同社が青森県内の自治体と同様の協定を結ぶのは31例目となる。 協定の対象となるのは、町内の配達を統括する八戸西郵便局と、福地、名川、上名久井、三戸駅前、諏訪平.....
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 南部町と日本郵便は2日、地域の安全や経済活性化などに関する包括連携協定を締結した。同社が青森県内の自治体と同様の協定を結ぶのは31例目となる。[br][br] 協定の対象となるのは、町内の配達を統括する八戸西郵便局と、福地、名川、上名久井、三戸駅前、諏訪平、三戸の7郵便局。[br][br] 同町は、2013年に7郵便局と「町民の命と安全を守るための情報提供に関する協定」を結び、郵便局員が業務の中で高齢者世帯の異変や道路の破損などを見つけた場合、町に情報提供している。[br][br] 今回の協定は、これまでの連携を維持した上で、災害対応や子どもの見守り、地域経済活性化などに関しても協力する内容とした。[br][br] 町役場で開かれた締結式で、工藤町長は「行政だけでは目の届かない異変、異常の発見や、コロナ禍で停滞している地域経済の復興に取り組めたら」とあいさつ。[br][br] 八戸西郵便局の鈴木公典局長は「既に結んでいる協定もあるので、よりよい協力関係を構築していきたい」と述べた。協定書に調印した(右から)鈴木公典局長、工藤祐直町長、夏堀直福地郵便局長