青森県立高入試、約7600人が志望校合格に挑む

学力検査についての諸注意を聞く受験生=5日午前8時20分ごろ、青森県立八戸工業高
学力検査についての諸注意を聞く受験生=5日午前8時20分ごろ、青森県立八戸工業高
青森県内の県立高校で5日、入学試験が一斉に行われ、約7600人が関門に挑んだ。受験生は、新型コロナウイルス対策を徹底した上で、勉強してきた成果を発揮した。 試験は全日制43校、定時制6校で実施。全日制は7319人の募集人員に対し、7285人.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県内の県立高校で5日、入学試験が一斉に行われ、約7600人が関門に挑んだ。受験生は、新型コロナウイルス対策を徹底した上で、勉強してきた成果を発揮した。[br][br] 試験は全日制43校、定時制6校で実施。全日制は7319人の募集人員に対し、7285人が出願。出願倍率は1・00倍で、現在の入試制度になった2015年度以降最低となった。定時制は募集人員480人に対して291人が出願し、倍率は0・61倍。[br][br] 新型コロナ対策として、各校では受験生に健康チェックシートの提出を求めて健康状態を確認。教室内では机の間隔を例年より広げ、換気を行うなどして感染拡大防止に努めた。一部の高校では、面接時間を短縮するなどの対応をした。[br][br] 6学科計210人の募集に対し、計257人が出願した八戸工業高(瀨川浩校長)では、マスク姿の受験生が緊張した面持ちで試験に臨んでいた。[br][br] 県教委によると、五所川原工科高と尾上総合高(平川市)の2校で、聞き取り問題の音声が止まるなどの不具合があった。[br][br] 五所川原工科高では、国語の聞き取り問題の音声が途中で止まり、教員が残りの問題を読み上げて対応。尾上総合高では英語の聞き取り問題で、音声が断続的に途切れる部分があった。英語の試験終了後に途切れた部分を再度放送した。[br][br] 病気などで受験できなかった生徒対象の追検査は10日。合格発表は12日。合格者数が定員に達しなかった学科(部)が行う再募集についても、同日中に募集人員を発表する。学力検査についての諸注意を聞く受験生=5日午前8時20分ごろ、青森県立八戸工業高