八戸工業高3年生 ジュニアマイスター144人認定 特別表彰者3人

「ジュニアマイスター特別表彰者」に輝いた(左から)斎藤果林さん、二又龍介さん、葛西鉄平さんと瀬川浩校長
「ジュニアマイスター特別表彰者」に輝いた(左から)斎藤果林さん、二又龍介さん、葛西鉄平さんと瀬川浩校長
青森県立八戸工業高(瀬川浩校長)の3年生144人が、取得資格などを点数化して顕彰する「ジュニアマイスター」に認定され、そのうち3人が高度な資格取得で表彰される「ジュニアマイスター特別表彰者」に輝いた。3人は努力が報われたことを喜びながら、取.....
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青森県立八戸工業高(瀬川浩校長)の3年生144人が、取得資格などを点数化して顕彰する「ジュニアマイスター」に認定され、そのうち3人が高度な資格取得で表彰される「ジュニアマイスター特別表彰者」に輝いた。3人は努力が報われたことを喜びながら、取得した資格を進路先で生かすことを誓っている。[br][br] ジュニアマイスター顕彰制度とは、全国工業高校長協会(東京)が全国の工業高を対象に実施。資格取得や検定合格によってポイントが付与され、就職活動での評価につながったり、大学によっては奨学金が付与されたりする。2018年に評価点数が変更されて以来、同校の本年度のジュニアマイスター認定者数は最多となった。[br][br] 特別表彰者に輝いたのは、土木建築科の葛西鉄平さん(17)、材料技術科の斎藤果林さん(18)と二又龍介さん(18)。[br][br] 測量士補などの難関資格を取得した葛西さんは県庁に就職予定。「努力して自分を磨いてきたかいがあった。今後もいろいろなことに挑戦していきたい」と意気込んだ。[br][br] 同校で過去最高ポイントを獲得した斎藤さんは、大手自動車メーカーに就職し、研究開発の分野に進む予定。「資格の勉強は覚える量が多くて大変だったが、努力が結果につながるのが楽しかった」と振り返った。[br][br] 二又さんは計算技術検定1級やリスニング英語検定、危険物取扱者乙種4類など幅広い分野で結果を出した。八戸工業大への進学が決まっており、「将来は八戸市内に就職し、地元を盛り上げたい」と前を見据えた。[br][br] 同校の工業教育推進委員長・坂下哲也教諭は「昨年はコロナで大変だったと思う。1年からの努力の結果だ」と生徒の活躍をたたえた。「ジュニアマイスター特別表彰者」に輝いた(左から)斎藤果林さん、二又龍介さん、葛西鉄平さんと瀬川浩校長