高橋氏(共産)が「ゴミ押し付け再稼働は身勝手」と関電批判/衆院予算委

共産党の高橋千鶴子衆院議員は26日、衆院予算委員会分科会で質問に立ち、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)の共用案に前向きな姿勢を示す関西電力について「他県にゴミを押し付けて再稼働することは身勝手過ぎる」と批判した。 関電は、原発の立地する.....
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 共産党の高橋千鶴子衆院議員は26日、衆院予算委員会分科会で質問に立ち、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)の共用案に前向きな姿勢を示す関西電力について「他県にゴミを押し付けて再稼働することは身勝手過ぎる」と批判した。[br][br] 関電は、原発の立地する福井県が求めていた中間貯蔵の県外候補地について、電気事業連合会による同施設の共用案が選択肢の一つと表明している。これが再稼働の前提となるだけに、高橋氏は「身勝手だ」と指摘。2018年にも関電単独での搬入が取り沙汰され、「電事連という形で関電救済を考えたのではないか」と詰め寄った。[br][br] むつ市は反発を強めており、答弁した梶山弘志経済産業相は「関係当事者間のやりとりついて私の立場からコメントすることは差し控える」と述べるにとどめた。一方、「共用案は核燃料サイクル政策を進める上で大きな意義がある。引き続き関係者の理解を得て丁寧に説明を行いたい」と強調した。