階上小で子どもえんぶり 保護者らに1年間の集大成披露 

保護者らに向けて練習の成果を披露する階上小の児童
保護者らに向けて練習の成果を披露する階上小の児童
階上町立階上小(小野隆雄校長)は22日、保護者らを招き「階上小お庭えんぶり」を開催した。児童は、はつらつと舞を披露して1年間の集大成を示した。 同校では32年前に「階上小子どもえんぶり組」を組織し、年間を通じて地元の鳥屋部えんぶり組の指導を.....
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 階上町立階上小(小野隆雄校長)は22日、保護者らを招き「階上小お庭えんぶり」を開催した。児童は、はつらつと舞を披露して1年間の集大成を示した。[br][br] 同校では32年前に「階上小子どもえんぶり組」を組織し、年間を通じて地元の鳥屋部えんぶり組の指導を受けている。[br][br] 新型コロナウイルスの影響で例年参加していた「八戸えんぶり」が中止となり、披露の機会を失ったことから、参観日に合わせて企画した。[br][br] 同日は、鳥屋部えんぶり組にお囃子(はやし)のサポートをしてもらいながら、児童13人がそれぞれ摺(す)りや祝福芸を披露。保護者は一演目ごとに盛大な拍手を送っていた。[br][br] 同小の6年生3人にとっては最後の披露の場となった。西本彬君(11)は「お客さんに喜んでもらえて、自分も楽しかった」と達成感をにじませていた。[br][br] 披露後には、来年度に向けた「引き継ぎ式」が行われ、上級生が下級生にえんぶりで使用する道具を手渡し、「新1年生にも優しく教えてあげてほしい」などと声をかけた。保護者らに向けて練習の成果を披露する階上小の児童