家賃滞納者の提訴を迅速化 むつ市が条例案

むつ市は24日開会した市議会定例会に、債権管理条例案を提案した。市の債権の管理や整理回収に関する事務処理を定めたもので、可決されれば、市長の専決処分で滞納者に対する訴訟手続きなどが可能になる。市営住宅家賃などの私債権と、一般廃棄物処理手数料.....
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 むつ市は24日開会した市議会定例会に、債権管理条例案を提案した。市の債権の管理や整理回収に関する事務処理を定めたもので、可決されれば、市長の専決処分で滞納者に対する訴訟手続きなどが可能になる。市営住宅家賃などの私債権と、一般廃棄物処理手数料などの非強制徴収公債権のそれぞれ100万円以下の案件が対象となる。[br][br] これまでは債務者を提訴したり、和解したりする際、その都度、議会の議決が必要だった。専決処分事項とすることで、早期の対応が期待できるという。[br][br] 債務者が不明の場合や、履行期限から相当の期間が経過して弁済の見込みがないと認められる場合などに、債権を放棄できる規定も定めた。[br][br] 市によると、青森県内自治体で同様の条例を定めているのは青森、黒石、平川の3市。