メープルシロップ製造販売目指す 六戸高生、カエデの樹液採取 

カエデの樹液を採取するため、専用の器具を打ち込む生徒
カエデの樹液を採取するため、専用の器具を打ち込む生徒
青森県立六戸高(吉田繁徳校長)は19日、六戸町の舘野公園で、さつき沼周辺のビオトープ化に関連する企画として、メープルシロップ作りに使うカエデの樹液採取を行った。 同校は地域の自然に関わる商品を開発しようと、校内や同公園内のカエデの樹液を利用.....
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 青森県立六戸高(吉田繁徳校長)は19日、六戸町の舘野公園で、さつき沼周辺のビオトープ化に関連する企画として、メープルシロップ作りに使うカエデの樹液採取を行った。[br][br] 同校は地域の自然に関わる商品を開発しようと、校内や同公園内のカエデの樹液を利用したメープルシロップの製造と販売を検討している。集めた樹液で試作を重ね、具体的な販売方法などを探る計画だ。[br][br] 同日は2年生9人が参加。教員と町民有志の指導を受けながら、公園内のカエデ約30本にドリルで穴を空け、専用の器具をハンマーで打ち込むと、スムーズなルートを考慮しながらチューブをつないだ。収液用のポリタンクには防風対策を施すなどした。[br][br] 今後、生徒と町内の福祉施設が協力して巡回し、週2回樹液を回収する。3月中旬までに採取し終える見込み。[br][br] 姉帯圭吾さん(16)は「樹液で手がべたべたになったが、うまく流れるよう考えてチューブを配管したので、たくさん集まってほしい」と期待していた。カエデの樹液を採取するため、専用の器具を打ち込む生徒