【センバツ】八戸西「打力見せつける」 初戦で具志川商(沖縄)と対戦

小川貴史監督(手前)から初戦の対戦相手について聞く八戸西ナイン=23日、八戸市屋内トレーニングセンター
小川貴史監督(手前)から初戦の対戦相手について聞く八戸西ナイン=23日、八戸市屋内トレーニングセンター
第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてオンラインで開かれた。青森県勢初の21世紀枠で出場する八戸西は第3日第1試合(21日午前9時開始予定)で、同じ21世.....
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてオンラインで開かれた。青森県勢初の21世紀枠で出場する八戸西は第3日第1試合(21日午前9時開始予定)で、同じ21世紀枠の具志川商(沖縄)と激突。上位候補の一角に挙げられる昨秋の東北大会覇者・仙台育英(宮城)は開幕日に明徳義塾(高知)、近畿大会王者の智弁学園(奈良)は同大会準優勝の大阪桐蔭、九州大会優勝の大崎(長崎)は同大会準優勝の福岡大大濠と対戦する。[br][br] 抽選会では、各校の主将が自校でくじを引いた。2校が出場する宮城、兵庫、奈良は決勝まで同じ県同士が対戦しないように初めに振り分けられ、残り26校はフリーで抽選した。選手宣誓は、開幕日3試合に登場する6校の主将による抽選の結果、仙台育英の島貫丞主将に決まった。[br][br] 八戸西とぶつかる具志川商は機動力が鍛えられ、投手陣も駒が豊富。九州大会からエースナンバーを背負った新川俊介は身長180センチと長身で、最速144キロの本格派右腕だ。八戸西の身長189センチ右腕の福島蓮との「長身エース対決」に注目が集まる。[br][br] 同校の小川貴史監督は「相手の守りは右投手が軸だと思う。しっかりと対策して、鍛えてきた打力を見せつける。守りは福島を中心に最少失点に抑えたい」と意気込んだ。[br][br] ナインは対戦相手決定後、八戸市屋内トレーニングセンターで約2時間、走者を置いた守備練習などに取り組んだ。福島は「相手エースと投げ合いたい。直球で押していく自分の投球ができれば、勝つ自信はある」ときっぱり。中軸の廣田大和は「低い打球を意識して『つなぐ野球』を磨いていく。打力で勝ちにいく」と闘志を燃やした。[br][br] 昨年は新型コロナ禍でセンバツ大会と夏の全国選手権大会が中止となった。日本高野連は今回のセンバツ大会について、感染症対策を講じた上で、観客数を制限して開催する準備を進めている。小川貴史監督(手前)から初戦の対戦相手について聞く八戸西ナイン=23日、八戸市屋内トレーニングセンター