地元保育園の給食に「八戸毬姫牛」

生産者の市川広也さん(左)が見守る中、給食の牛丼を頰張る園児
生産者の市川広也さん(左)が見守る中、給食の牛丼を頰張る園児
八戸市市川町の轟木保育園(田頭順子園長)は18日、地元のイチカワファームが肥育する自社ブランド牛「八戸毬姫牛(まりひめうし)」を給食で初めて提供し、園児116人が特製の牛丼を味わった。 同園の園児は昨年度、同社で牛の餌やりを体験。本年度は新.....
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 八戸市市川町の轟木保育園(田頭順子園長)は18日、地元のイチカワファームが肥育する自社ブランド牛「八戸毬姫牛(まりひめうし)」を給食で初めて提供し、園児116人が特製の牛丼を味わった。[br][br] 同園の園児は昨年度、同社で牛の餌やりを体験。本年度は新型コロナウイルス感染拡大で中止になったが、「地元の企業を応援し、子どもたちにも身近な産業を知ってもらいたい」と、給食での提供を決めた。[br][br] 年長組の教室では、担任が毬姫牛は肉質の軟らかい雌に限定していることや、同市に伝わる伝統工芸品「南部姫毬」にちなんで名付けられたことを説明。同社の市川広也専務も訪れ、「皆さんを育てるパパやママと同じように、愛情を込めて牛を育てています」と思いを語った。[br][br] 園児は「軟らかい」「おいしい」などと感想を口にしながら、夢中で頰張っていた。木村輝(ひかる)ちゃん(6)は「いつものお肉よりおいしかった。また食べたい」と笑顔を見せた。 生産者の市川広也さん(左)が見守る中、給食の牛丼を頰張る園児