テロ想定し図上訓練 青森県、国や青森市と共同で

図上訓練で、被害状況などを書き込む参加者=12日、青森県庁
図上訓練で、被害状況などを書き込む参加者=12日、青森県庁
青森県は12日、国や青森市と共同でテロの発生を想定した国民保護図上訓練を県庁で行った。国民の安全を守る措置を定めた国民保護法に基づき実施。消防庁など18の関係機関から約170人が参加し、被害情報の収集や住民への避難指示の手順を確認した。 市.....
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 青森県は12日、国や青森市と共同でテロの発生を想定した国民保護図上訓練を県庁で行った。国民の安全を守る措置を定めた国民保護法に基づき実施。消防庁など18の関係機関から約170人が参加し、被害情報の収集や住民への避難指示の手順を確認した。[br][br] 市内のスポーツイベント会場に小型無人機ドローンで化学剤が散布されて多数が死傷し、逃走したテログループが青森駅周辺の施設に人質と共に立てこもった―との想定で実施。[br][br] 県庁の危機対策本部には現場の警察や消防から次々と連絡が入り、県職員らが慌ただしく地図やホワイトボードに情報を記入。自衛隊に災害派遣要請をする動きなども確認した。[br][br] 訓練後、本部長の三村申吾知事は「何が必要で何を優先的に進めればよいのかを判断する力を身に付けられた。訓練を繰り返すことで万が一に備えていきたい」と総評した。図上訓練で、被害状況などを書き込む参加者=12日、青森県庁