小田氏が無投票5選/野田村長選 2回連続の無風

支持者から花束を受け取る小田祐士氏(右)と妻春美さん=9日午後5時10分ごろ、野田村
支持者から花束を受け取る小田祐士氏(右)と妻春美さん=9日午後5時10分ごろ、野田村
任期満了に伴う野田村長選は9日告示され、無所属で現職の小田祐士氏(65)以外に立候補の届け出がなく、無投票で5選が決まった。2017年に続き、2回連続で無風となった。任期は27日から4年間。 小田氏は昨年12月の村議会定例会で出馬を表明。公.....
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 任期満了に伴う野田村長選は9日告示され、無所属で現職の小田祐士氏(65)以外に立候補の届け出がなく、無投票で5選が決まった。2017年に続き、2回連続で無風となった。任期は27日から4年間。[br][br] 小田氏は昨年12月の村議会定例会で出馬を表明。公約に▽東日本大震災からの復興発展▽高齢者福祉の充実▽子育て環境の充実▽交流人口増加による地域活性化―などを掲げた。[br][br] 午前9時ごろ、愛宕神社参道の大鳥居前で第一声を上げた後、選挙カーで村内を巡回。午後5時に届け出が締め切られると選挙事務所に戻り、支持者に拍手で迎えられた。[br][br] 小田氏は支持者の女性から花束を受け取った後、「課題は山積しており、本当の復興・発展を実現するためにはこれからが正念場。皆さんの声を聞き、話し合いながら前に進めていく。初心に戻り、村のために精一杯頑張りたい」と抱負を語った。[br][br] 事務所には後援会幹部のほか、岩手県議会の中平均副議長も駆け付け、「復興の先を見据えた事業展開に手腕を発揮してほしい」と期待を寄せた。[br][br] 新型コロナウイルスを考慮し、万歳はしなかった。[br][br] 小田氏は同村出身。村職員を経て05年、合併問題を巡り解職請求された当時の村長の辞職に伴う村長選で初当選した。05、09、13年は元職との一騎打ちを制し、前回は無投票当選した。支持者から花束を受け取る小田祐士氏(右)と妻春美さん=9日午後5時10分ごろ、野田村