中央卸売市場の施設長寿命化、3億3千万円投じ補修へ/八戸市

八戸市は9日、市中央卸売市場の運営協議会(会長・田中哲八戸学院大教授)を同市場で開き、施設の長寿命化に向け、2021年度から10年間の取り組みをまとめた個別施設計画案を報告した。約3億3200万円を投じて補修工事を行う。 個別施設計画は、公.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市は9日、市中央卸売市場の運営協議会(会長・田中哲八戸学院大教授)を同市場で開き、施設の長寿命化に向け、2021年度から10年間の取り組みをまとめた個別施設計画案を報告した。約3億3200万円を投じて補修工事を行う。[br][br] 個別施設計画は、公共施設の老朽化や利用状況の変化を受け、長期的な視点で維持管理するため、国が自治体に策定を求めていた。[br][br] 1977年に開設された同市場は、青果部と花き部の計26施設のうち、6割に当たる16施設が耐用年数を超えて使用され、老朽化が進んでいる。敷地内で地盤沈下が確認されているほか、青果部仲卸売場棟が耐震性能不足と判定されるなど、問題を抱えている。[br][br] 市は、維持管理に必要な最低限の対策として、屋根の塗装や電気設備の修繕など30項目に関し、10年間の実施計画を提示。補修の財源には卸売会社が支払っている市場使用料などを充てる。計画は3月に正式決定する。